小見川今昔物語・・・印画紙に記録された小見川の水運
 
ちば醤油を生み、育んできた水運の町、小見川。
その小見川の変遷を、丁寧に愛情をもって綴った写真家がいる。
小見川に生まれ、小見川に育ち、小見川が最も求心力を発揮した「昭和」という稀有な一時期をレンズを通して克明に記録した写真家、篠塚榮三
膨大な数に上る、その一枚一枚は、昭和の時代を生きた人々の喜びと哀しみ、そして活きた息づかいを伝え、古い時間が今も還流し続ける水の町の記憶は、今を生きる人々に豊かな心の財産を運んでくれるにちがいない。
このページ(合わせて3ページ)使用している写真の権利は、すべて篠塚榮三さんに帰属します。
これらの写真は、篠塚榮三さんご本人の許可を得て掲載しています。
 
小見川について 香取市小見川は千葉県の北東部、利根川下流域に位置します。
江戸時代より水運による河岸町としてにぎわい、今でも街並みには、城下町としての風情が漂い、水郷情緒にあふれています。
写真家、篠塚榮三 1925年に千葉県香取市小見川に生まれる。明治大学商科専門部卒。10歳で初めて自分のカメラを手に入れてから現在まで途中戦争による中断を余儀なくされた4年間を挟んで、モノクロ写真11万枚、カラー5万枚に上る写真を撮影。
生まれ故郷である小見川の変遷を土地と人を知りつくし、それらを愛する者でなくてはとらえられないカメラアイを通して記録し続けてきた。
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水運とともに栄えてきた小見川の町は水と親和し、水面に日々の営み、四季の移ろいを映してきた。
そろそろ川の汚染が始まった時期ではあるが鮒が良く釣れ、暇を見て糸を垂れる人が多かった。

このあたりの農家は、黒部川の両岸や利根川の中洲に水田を持つ家が多く舟は無くてはならない脚であった。
野菜売りのオバさん 昭和40年 ちば醤油の醤油蔵 昭和36年

ちば醤油 旧本社工場
徳川時代から小見川の代表的企業であった本社工場は昭和45年、創業地から、当町内工業団地に新設した新工場に移転した。
これはその直前に撮影した。現在は新工場で操業している。

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ちば醤油